糖尿病白内障って何ですか?

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糖尿病白内障とは

白内障は加齢によって誰にも症状が現れる病気ですが、糖尿病の人は白内障の進行が早くなる傾向があります。その場合は、白内障の病状の観察も手術も注意深く行うことが必要になるので、普通の白内障と区別して、糖尿病白内障と呼ばれます。

 

白内障は眼の水晶体が白く濁る病気で、高齢になって身体の抗酸化作用が低下することによって発症します。糖尿病になるとその進行が早まる原因はよく分っていませんが、血糖値が高いと組織の「糖化」が進み老化のスピードが早くなることが原因という説などがあります。

糖尿病白内障の症状は?

糖尿病が重症化して合併症として有名な糖尿病性網膜症を併発している場合は別として、糖尿病白内障の症状は普通の白内障と変わりありません。ただその進行が普通の白内障より早くなるので注意が必要です。

 

水晶体の一部が白く濁ることにより目に入った光が乱反射して、

 

・ものがかすんで見える
・ネオンや街灯がにじんで見える
・ものが二重に見えることがある
・夕方などにものが見えにくくなる
・対向車のヘッドライトなど水平方向の光をまぶしく感じる

 

などの症状があらわれます。

糖尿病白内障の治療法と注意点は?

キャンC(CAN-C)など抗酸化作用のある目薬で白内障の進行を遅らせることができますが、糖尿病白内障の場合は早期に手術が必要になる場合もあります。白内障の手術は安全性の高いものですが、血糖値の高い状態で手術をすると手術に伴う合併症を起こす心配があります。したがって血糖値のコントロールをしながら手術のタイミングを測らなくてはならないので、内科医と眼科医の連携も重要になります。

 

糖尿病網膜症が進行している場合は、レーザ光線による治療などが必要になるので、白内障の手術を先に済ませてしまう場合もあります。

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