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白米、うどん、粉物は太らないと思ってませんか?

白米は血糖値を上げやすい「糖質」です

 

肥満ぎみの人、あるいは健康診断で血糖値が高めだと言われた人は、まずご飯の量を減らすことを考えましょう。カロリーコントロールと言われても何から手を着けていいか迷うと思いますが、これなら簡単です。また、おかずのメニューをいろいろと制限しなくてすむので、あまりストレスがたまらず長続きするダイエット法です。

 

日本人はおかずのことを「ご飯のお供」というくらいですから、食事の中心は白いご飯というイメージがあります。おかずが美味しいと「ご飯が進む」などとも言います。また、肥満を気にして脂の多い料理はひかえても、ご飯なら案外平気でお代わりするという人もいるようです。

 

しかし白いご飯のような消化の良い炭水化物は、栄養の分類では「糖質」で、次のような性質があります。

 

・食後すぐに血糖値を急上昇させ、インスリンの大量分泌をうながす。
・インスリンの働きで血液中の糖分が脂肪に変えて蓄えられる。

 

炭水化物は身体を動かすエネルギーになるのですが、あまったエネルギーは脂肪として蓄えられます。イメージとは違って白いご飯のような糖質が、タンパク質や脂質に比べてもっとも(人の)脂肪になりやすい栄養素なのです。

「ご飯大盛り」で膵臓が疲れてくる?

ご飯大盛りやお代わり自由の食生活を続けていると、

 

・インスリンの大量分泌が続いて膵臓が疲れてくる→インスリンの分泌がわるくなる
・肥満するとインスリンが分泌されても、その効き目がわるくなる

 

ということが起きてきます。これが白米の食べすぎが糖尿病の原因になる理由です。

 

ある研究によると、肉が食事の中心になるアメリカ人やオーストラリア人よりも、白米をよく食べる日本人や中国人の方が糖尿病になるリスクが高いそうです。たしかに同じカロリーの食事をするとするなら、肉がメインよりもご飯がメインの食事の方が糖尿病になりやすい食事と言えます。アメリカ人に超肥満の人がいて糖尿病も少なくないのは、そもそも食べる量が圧倒的に違うからです。

 

日本人の5人に1人は糖尿病、またはその予備軍と言われています。40歳以上では3人に1人が該当することになり、まさに糖尿病は国民病です。それほど太っているわけでもないのに糖尿病が多いというのは、日本人の白米中心の食生活が関係していると言ってもいいでしょう。

「糖質制限」は日本人に合ったダイエット法

最近流行している「糖質制限ダイエット」はそういう意味で日本人には合っているダイエット法です。今まで2杯食べていたご飯を1杯にするだけという、簡単さもメリットです。また、必ずしもご飯の量を減らさなくても、白米を五分づき米とか玄米しても効果はあります。消化が遅くなるとそれだけ血糖値の急上昇が抑えられるからです。

 

さらに、食べる順番を変えるだけでも同じ効果があります。ご飯の前に野菜や肉を食べておくと糖分の胃からの吸収がゆっくりになるからです。

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