ミノマイシンはアクネ菌の増殖をおさえて化膿性のニキビを治療する抗生物質

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ミノマイシンはアクネ菌の増殖をおさえて化膿性のニキビを治療

ミノマイシン

ニキビは毛穴が角栓でふさがれて、出口を失った皮脂が貯まってできる膨らみ(面皰)です。

 

面皰ができると中でアクネ菌や黄色ブドウ球菌などの雑菌が繁殖しやすくなります。

 

この雑菌の繁殖によって炎症がおきているのが化膿ニキビです。膿がたまって赤く腫れ、熱っぽさや痛みも出ます。

 

炎症が進むと皮膚組織の深くまで損傷されて、炎症が治まった後がニキビ跡になります。

 

ミノマイシンはアクネ菌やブドウ球菌が増殖するときに必要なタンパク質の合成を阻害する作用があります。この作用によって菌は増殖できなくなり、炎症が治まります

 

ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質で、ペニリシリン系やセフェム系抗生物質では効果がないマイコプラズマやクラミジア菌、淋菌も抑制する効果があります。


ミノマイシンはどのようなニキビのときに使うお薬ですか?

化膿する重症ニキビの治療に使う内服薬です。

 

スキンケアやニキビ治療のぬり薬では効果がないときに使用します。

 

ミノマイシンの使用で注意しなければいけないことは何ですか?

 

膣内に常住して雑菌の繁殖を防いでいる乳酸菌が減って、カビの1種であるカンジダ菌が増えて膣カンジダにかかりやすくなります。

 

体調管理をして免疫力を低下させない、ビデなどを使って膣を清潔にするなどの注意がひつようです。

ミノマイシンの使用方法 使用上の注意

ミノマイシンの使用方法
1日1〜2錠(100mg〜200mg)を食後に服用します。2回に分けて服用してもかまいません。のどや食道に薬が張り付かないように多めの水で服用してください。

 

使用上の注意点
空腹時にのむと胃炎をおこすことがあるので、食後に服用してください。

 

乳製品といっしょに飲むと効果が減少することがあります。1〜2時間空けて飲みましょう。長期間服用するときは肝臓の機能に変化がないか注意する必要があります。

ニキビを悪化させない日常生活での注意

ニキビのできやすい人は皮脂を落とそうとして顔を洗いすぎる傾向があります。洗顔しすぎで角質層をはがしすぎないように注意しましょう。

 

皮脂を気にして乳液やクリームの使用をひかえると乾燥肌になることがあります。肌を乾燥させると角栓ができやすくなるので、保湿に注意しましょう。

 

ストレスや体調の悪化で免疫力が低下するとニキビが化膿しやすくなります。

 

野菜や海藻など食物繊維を多めにとって腸内環境を整えて便秘を予防しましょう。

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