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睡眠記事一覧

本当はよく眠れているのに「眠れない」と悩むタイプの不眠症もありますが、それよりずっと多いのが、本人にはその自覚がないのに睡眠不足になっている不眠症です。睡眠時間はふつうに取れているようでも、眠りの質が悪く、昼間に眠気が出たり、仕事の質が落ちたりするのも、不眠症の1種と考えなければなりません。世界的な医薬品メーカーのMSDが日本人(20代〜70代の男女7,827名)を対象に2014年におこなった調査...

ヒトには「概日周期」という約24時間周期の覚醒と睡眠のリズムがあります。このリズムを刻むのが脳内時計で、その指令にしたがって睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌されて、私たちを眠りに誘ったり、目覚めさせたりしています。不眠はこのリズムが乱れた状態で、その原因はストレスや病気、生活習慣の乱れなどで脳内ホルモン(脳内神経伝達物質)の分泌が低下したり、分泌のバランスが乱れることです。

いびきは周囲が迷惑なだけでなく、本人の睡眠の質を悪くするというデメリットもあります。また、慢性的なイビキの陰にはバカにできない病気が隠れていることもあります。いびきは鼻から喉にかけての空気の通り道(上気道)が何かの原因で狭くなることで生じます。呼吸をするたびに狭いところを空気が通るために、気道の粘膜が震えて音が出るのです。起きているときにいびきをかかないのは、呼吸の強さを無意識にかげんしているのと...

ドラッグストアで販売されている「睡眠改善薬」は風邪薬や鼻炎の薬に配合されている抗ヒスタミン剤が主成分です。風邪薬にはよく「服用すると眠くなることがあります」という注意書きがありますがこれは抗ヒスタミン剤の副作用で、「睡眠改善薬」はいわばこの副作用を逆手に取った薬です。抗ヒスタミン剤はアレルギー反応を抑制する薬ですが、中枢神経の興奮を抑える作用もあり、それが眠気を誘うのです。睡眠改善薬に含まれている...

毎年3月18日は「世界睡眠デー」と呼ばれているの、知ってましたか?先進国になればなるほど睡眠時間が短くなる傾向がありますが、なかでも日本は世界で韓国に次ぐ、『睡眠時間の短い』国のようです。2009年にOECDが実施した調査によると、平均睡眠時間が最も長かったのはフランスで、日本はフランスより1時間も平均睡眠時間が短いという結果が報告されました。・フランス:8時間50分・米国・スペイン・ニュージーラ...

夜メラトニンが分泌されると眠くなり、朝セロトニンが分泌されると目が覚める、という「睡眠ホルモン」の話を聞いたことがあると思います。体内時計が正常にはたらいているときは、睡眠や覚醒をうながすこれらのホルモンも正常に分泌されて、1日の快適な生活リズムが刻まれます。地球上で進化した動物や植物にはおおよそ24時間周期の生理的なリズム(概日リズム)があります。動物ではたいがい明るくなると目が覚めて、暗くなる...

夜間に人工衛星から日本列島を撮影すると、列島の形が明るく浮かび上がるそうです。これは朝鮮半島の北半分とは好対照で、日本の夜が電気の光でこうこうと照らされていることを示しています。しかし、夜も明るくて便利になったのはけっこうなことですが、それが現代人に不眠が増えている一因だと言われています。コンビニは24時間やっているし、スマホでラインもしなれればいけないし、と思って夜更かししているうちに不眠症にな...

睡眠不足が肥満の原因になるという話はお聞きになったことがあると思います。これは睡眠不足が食欲を抑える脳内ホルモンの「レプチン」の分泌を低下させて、食欲を増進する脳内ホルモンの「グレリン」の分泌を増加させるからです。寝不足は過食の傾向を誘発するわけです。また、ストレス食いという言葉がありますが、寝不足もストレスの一種なのでそれが過食を招くことがあります。寝不足のストレスは睡眠で解消すればよいのですが...

糖尿病になると神経障害の合併症がでて、寝ているときに足がむずがゆくなる「むずむず脚症候群」になることがあります。また、血糖値が上がると夜間の尿の回数が増えたり、喉の渇きで目が覚めることがあります。これはら糖尿病が睡眠の邪魔をしている例ですが、最近の研究で睡眠不足が糖尿病の原因になることがわかってきました。

メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、体内時計に働きかけて身体を覚醒モードから睡眠モードに切り替える働きをしています。私たちは夜になってメラトニンが分泌されることによって、心拍数が減り、脳の体温が下がって、自然な眠りに誘われます。メラトニンと対をなすのが覚醒ホルモンと呼ばれるセロトニンです。セロトニンは朝に太陽の光を浴びることで分泌が活性化し、私たちを昼の活動モードに導きます。メラトニンはこのセロト...

眠るのにも体力がいるなどと言われますが、これはあながち冗談ではなく高齢になると睡眠の質が低下して、睡眠障害に悩む人が増えてきます。高齢者の睡眠には次のような特徴があります。・体内時計が変化して早寝早起きの傾向が出る。・ノンレム睡眠が減ってレム睡眠が増え、眠りが浅くなる。・夜中に目が覚める中途覚醒、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒が増える。