食後にすぐ寝るのが健康に良くない理由

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食後にすぐ寝るのが健康に良くない理由

ご飯を食べてすぐ寝ても牛になることはありませんが、健康に良くないことがいろいろあります。例えば次のようなことです。

 

・逆流性食道炎になりやすい
食べすぎると胃酸が食道に逆流して胸やけすることがありますが、横になるとこの逆流が起きやすくなります。とくにふだんから胸焼けすることが多い逆流性食道炎の人は、食後すぐに横になると胃酸が逆流しがちです。

 

・太りやすい
食事をしてすぐ寝るということは、エネルギー源になる栄養を摂取してから、最もエネルギー消費が少ない睡眠に入るということです。摂取した栄養は当然、明日のために脂肪として体内に蓄えられます。

 

また、食べてすぐ寝るということは、たいていの場合食事の時間が夜遅いということです。夜遅く食事すると太りやすいと昔から言われていましたが、それに科学的な根拠を与えたのが最近発見されたBMAL1(ビーマルワン)という、体内時計を調節するタンパク質です。

 

BMAL1は脂肪の分解を抑制して、脂肪を合成する作用を活発化する働きをしています。体内のBMAL1が1日でもっとも少ないのが午前10時から午後2時の真昼どき、もっと多くなるのが午後10時から午前2時の真夜中です。

 

夜9時過ぎに食事をしてすぐ寝るのはもっとも太りやすい食事のパターンということになります。

 

特に甘いもの、炭水化物を多く含む粉もの【ご飯、麺類など】は血糖値を上げていわゆるインスリン太りの原因ですので、仕方なく深夜に食べる場合、『低糖質』を意識した食事にするべきでしょう。

 

・睡眠の質を悪くする
食後3時間くらいは消化器官が活発に活動するので、それが睡眠の質を悪くします。睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠を合わせた約90分間を1セットにして、それを1晩に4〜5回くり返すというリズムを刻んでいます。

 

とくに最初の1,2セットはノンレム睡眠がもっとも深くなるときです。そのときに消化器官が活発にはたらかなくてはいけないと睡眠のリズムが乱れてしまうのです。

 

食事は睡眠の3時間前に済ませておくと、このような健康への悪い影響を心配しなくてすみます。

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