タバコを吸うとメタボになりやすい6つの理由

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メタボになる確率が2〜3.4倍

喫煙習慣のある人はメタボリックシンドロームになりやすいと言われたら、あなたならどう思いますか? 「タバコを止めたら太ったという話はよく聞くが、タバコを吸うとメタボになるという話は聞いたことがない」という人が多いかもしれません。

 

しかし、大阪府立健康科学センターの「喫煙指導のポイント」という資料によると、非喫煙者に比べで喫煙者はメタボリックシンドロームになる確率が、
・1日10〜19本の喫煙で1.98倍
・1日20〜39本の禁煙で3.04倍
・1日40本以上の喫煙で3.40倍

 

になるとされています。(35〜65歳の男女5,033人を対象に調査)

タバコを吸うとメタボになりやすい6つの理由

・喫煙すると、副腎皮質ホルモンのコルチゾールが増加し、それによって血糖値が上昇して内臓脂肪が増える。

 

・喫煙すると、男性は男性ホルモンが減少し、女性は女性ホルモンが減少するので、内臓脂肪が蓄積しやすくなる。

 

・喫煙すると、善玉のサイトカインであるアディポネクチンが減少し、悪玉のTNFαが増加して、インスリン抵抗性が高まる(つまり、過食や運動不足で内臓脂肪が蓄積したのと同じようにインスリン抵抗背が高くなって血糖値が上昇しやすくなる)

 

・喫煙によってリポ蛋白分解酵素の活性が低下し、脂質代謝異常(中性脂肪の増加やHDLコレステロールの減少など)を引き起こす。

 

・喫煙すると、交感神経が緊張するので、アドレナリンなどのストレスホルモンが増加を介して血糖が上昇する。また、交感神経の緊張によって血圧も上昇します。

 

・喫煙者は内臓脂肪蓄積につながる身体活動の不足や食生活の乱れ(朝食欠食、早食い、飲酒など)を併せ持つことが多い。

 

最後のポイントは人によると言わなければなりませんが、最初の5ポイントはまさにメタボリックシンドロームの4要因である<高血糖・高血圧・高脂血・内臓脂肪の蓄積>のリスクを上昇させるものです。

 

タバコを吸うと食欲がなくなるから太らなくていいなどと言っている人は、考え直す必要がありそうですね。

喫煙が原因となる病気

タバコは有害無益と言われるほど健康被害のリスクが高い嗜好品ですが、以下のような健康被害と関連付けされています。

 

・ED(勃起不全、勃起力の低下)
・しわ(目じりのしわ、口の周りのしわ)
・歯・歯ぐきの黄色い着色、口臭
・ニコチン依存症
・うつ病
・ストレス心筋梗塞
・高血圧
・動脈硬化
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・バセドウ病
・胃潰瘍
・胃がん
・骨粗しょう症
・脳卒中
・口腔癌・咽頭がん
・喉頭がん
・食道がん
・肺がん
・慢性閉鎖性肺疾患(COPD)
・肺炎
・子宮頸がん

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