避妊ピルの比較 低用量避妊ピルの人気商品 モーニングアフターピル
避妊ピルと避妊
ホルモン剤は「値段が高そうだし、太る」のでは、、、というようなイメージをお持ちの方が日本には多いのではないでしょうか。以下の数字が示す通り、日本では避妊ピルの服用率は先進国と比較して非常に低いのが現状です。
・日本:約1〜2% ・ヨーロッパ:30〜60% ・アメリカ:18% ・アジア:5%
実際に先進諸国の中で「卵巣がん」の患者さんが増えているのは唯一「日本」のみで、また日本で「子宮内膜症」患者数が増えているのはピルの服用率がかなり低いからとも言われています。避妊ピルが「子宮内膜ガン」や「卵巣ガン」のリスクを下げる事は、よく知らされています。
特にヨーロッパでピルの普及率が高い理由は、処方箋なしで容易にピルを購入できるからです。日本では近年になってクリニックで低用量ピルやモーニングアフターピルが普及し始めましたが、日本ではピルが健康保険適用外のため、クリニックでは1シート3,000円ほどかかります。
個人輸入の通販の場合、最もポピュラーなトリキュラーでも12ヶ月分(12シート)6000円ほどで購入できるため経済的な負担を軽減できます。
避妊ピルの仕組み
避妊ピルの有効成分は「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」で卵巣から分泌され、以下の仕組みで避妊が行われます。
・排卵を抑える
・子宮内膜を避妊がしにくい状態にかえる
・頚管粘液を子宮に精子が入りにくい状態にかえる
上記の作用により避妊効果が発揮され、正しい服用がされた場合はほぼ100%、避妊効果があり、他の避妊法と比較してもより確実な方法と言えます。
緊急ピル(モーニングアフターピル)
緊急避妊ピル、通称「モーニングアフターピル」は、避妊をせずに性交を行った後に避妊目的で服用するホルモン剤を指します。
性交後「72時間以内」に薬を服用する場合、希望しない妊娠を防ぐ事が可能という避妊ピルです。
低用量避妊ピルの人気商品 [トリキュラー、マーベロンジェネリック、ヤスミン、ダイアン]
トリキュラー 「日本でも最も使われている低用量ピル」 | |||||||
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日本でも最も使われている低用量ピルで、欧米で長い実績を誇る避妊ピルです。トリキュラー21、28は同じ成分量ですが、トリキュラー21には「プラシーボ」と呼ばれる7日分の「偽薬」が含まれていません。
迷われている場合はトリキュラーが妥当でしょう。くすりエクスプレスでも最も販売数の多いピルで、クリニックと比較すると大幅に低価格でシートを購入できます。 |
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トリキュラーは日本で一番処方量が多い、一番人気のピルで、個人輸入通販でも一番売れています。ピル初めての女性にも人気で、大部分のユーザーは長期ユーザーです。
トリキュラーは身体への負担が軽い低用量避妊ピルです。吐き気やむくみ、体重の増加などの副作用が少ないのが特徴です。低用量ピルの中でもトリキュラーはもっとも多くの女性に支持されている人気のあるブランドです。
成分は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンです。これを服用することで身体が妊娠時と同じホルモンバランスになり、それによって妊娠を防ぎます。低用量ですが正しく服用すればほぼ100%の避妊効果があります。
マーベロンジェネリック 「ピルとしては副作用の少ないジェネリック薬」 | |||||||
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ピルとしては副作用の少ない「マーベロン」のジェネリック薬です。
低容量ピルには、避妊以外の副効果で、月経痛、月経不順、月経前症候群などの緩和、卵巣がん、子宮がんなどの予防効果が認められています。 |
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ノベロンは副作用のすくない低用量避妊ピル「マーベロン」のジェネリック医薬品です。
低用量避妊ピルとはどういうお薬ですか?
ピルは女性ホルモンを摂取することで妊娠を予防するお薬で、次のような作用があります。
排卵をおさえるので、精子が入ってきても受精しない。
子宮内膜の増殖をおさえるので、受精卵が着床しにくい。
子宮頸管の粘膜を変化して、精子がとおりにくくなる。
このうちのどれか1つでもあると妊娠は成立しないので、ピルは二重三重の備えで避妊を確実にしているということができます。
ヤスミン 「体重増加」、「むくみ」「ガス」など副作用を極力抑えた新しいタイプの避妊ピル | |||||||
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「体重増加」、「むくみ」「ガス」など副作用を極力抑えた新しいタイプの避妊ピルで「ニキビ」や「多毛症(ムダ毛)」を抑制する効果もあるとされている避妊ピルです | ||||||
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新しいタイプの低容量避妊ピル!体重増加やむくみなどの副作用が少なく安心
・従来のピルが身体に合わなかった方
・ピルの副作用が気になる方
・ホルモンバランスを整えたい方
「ヤスミン」は、エストロゲン・プロゲスチン配合剤(EP配合剤)に分類される鎮痛剤です。特に月経困難症と呼ばれる月経期間中に起こる病的症状に対して効果を発揮します。
月経困難症とは機能性と器質性の2つに分類されます。病気などが背景にない機能性月経困難症は、子宮の収縮過剰によって起こるもので、体質的な影響が強く、初めての月経から1〜2年以内に発症することが多いです。
また、器質性月経困難の場合は、子宮内膜症や子宮線筋症、子宮筋腫などが原因となり初経後数年経過して発症します。どちらも下腹痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、イライラ、下痢および憂うつといった症状をもたらします。
ヤスミンは第三世代の新規プロゲスチン(合成黄体ホルモン)であるドロスピレノンを使用し、エストロゲン(卵胞ホルモン)であるエチニルエストラジオールの使用を従来の医薬品より減らすことによって、痛みのもととなるプロスタグランジンの過剰生成が抑えられ、月経困難症の痛みなどの症状を緩和するお薬となります。
ダイアン 「低用量避妊ピルで、アジア人の体格に合わせて開発されたピル」 | |||||||
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避妊ピルのダイアンはアジア人の体格を考慮して開発された、アジア人向けの低容量避妊ピルです。
男性ホルモン抑制効果により、ニキビやムダ毛改善にも効果があると言われており、さらに「バストアップ」や「更年期障害」の軽減効果にも注目されている避妊ピルです。 |
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ダイアン35は、低用量避妊ピルで、アジア人の体格に合わせて開発されたピルです。
ダイアン35の有効成分は、酢酸シプロテロンとエチニルエストラジオールで、この2つの成分が作用することで擬似的に妊娠状態を作り上げ、排卵を阻止して避妊を行います。
ダイアン35は、1箱に21錠で、最初お3週間は毎日1錠服用し、最後の1週間はピルを飲まない休薬週間です。休薬週間の次週から再度1日1錠のダイアンを服用します。ダイアン35は避妊ピルですが、ピル以外の副効果も注目されており、ニキビの改善、バストアップ、更年期障害の軽減、月経トラブルの改善などの効果が期待できます。
ダイアン35は副作用の1つとして、血栓症になる可能性やその症状を悪化させる可能性が高まるとされており、血栓症の病歴のある女性は医師や薬剤師の指示に従います。また、血栓症は年齢や喫煙暦と関係があるため、特に40歳を超えて日々の喫煙癖がある女性は特に医師との相談が必要です。