性行為の72時間までなら妊娠を回避できます

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緊急避妊を知らない女性が75%

昨夜はつい勢いでコンドームなしでセックスしてしまったけど大丈夫かしら? こんな不安な気持ちで次の生理を待っているのは良くありません。それでも生理が来たらまだしも、もし妊娠していたら倫理的にも経済的にもたいへんやっかいな問題が待ち構えています。

 

性行為の後に避妊することができる薬を緊急避妊薬といい、レイプされたときなどはもちろんですが、コンドームが破損したなど望まない妊娠の可能性があるときに使用されます。性行為の後、翌朝服用することが多いので、モーニングアフターピルとも言われています。ある調査によると、日本人の女性の75%がこの緊急避妊薬の存在を知らないといいます。

性交後72時間以内に飲めば高確率で避妊できます

モーニングアフターピルの成分は女性ホルモンの黄体ホルモンです。性行為の後でも避妊できるのは、体内のホルモンバランスを変えることで

 

@排卵を抑制する
A受精卵が輸卵管を通過できなくする
B受精卵が子宮に着床できなくする、という3重の備えで妊娠を阻害するからです。

 

モーニングアフターピルは性交後72時間以内に服用することで90%以上の確率で避妊できます。

 

性行為後24時間以内であればほぼ100%に近い確率で妊娠を回避できるとされますので、自宅や旅先などに常備しておくと安心です。

 

この作用はふだんから服用する経口避妊ピル(低用量ピル)と同じで、いわば女性の体内のホルモンバランスを疑似妊娠状態にするものです。緊急避妊薬はそれを急いでしなければいけないので低用量ピルよりは女性ホルモンの配合量が多く、つわりに似た吐き気などの副作用も強くなります。

 

吐いてしまうと再度服用する必要があるため、クリニックなどでは吐き気止めなども同時に処方できます。

アメリカでは15歳から薬局で購入できます

アメリカでは15歳からドラッグストアでモーニングアフターピルが購入できますが、日本では医師に処方してもらう必要があります。

 

しかし、結果的に緊急避妊のハードルを高くして人工妊娠中絶のハードルを下げている日本の医療行政には批判の声も多くあります。

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