早漏改善成分ダポキセチンを知ろう!
医学的に唯一認められた早漏治療薬
ダポキセチンは現在医学界で有効性が認められている唯一の早漏治療薬で、脳の神経伝達物質であるセロトニンに作用する成分です。もともとうつ病の治療に用いられていたSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の1種ですが、射精を遅らせる作用が他のSSRIより強いことが分って、早漏治療薬として再開発されたものです。
21世紀に入ってから世界各国で承認された薬で、日本では未承認ですが2012年に輸入が許可され、病院でも処方されるようになりました。ダポキセチンはSSRIとしてはもっとも即効性がある短時間作動型で、服用後はセロトニンが増えて交感神経を鎮静させ、射精を遅らせる効果があります。
ダポキセチン配合の早漏改善薬は、服用後1時間ほどで効果が現れ、作用は5時間ほど続きます。
服用前の約3倍の持続時間
極度の早漏症男性を対象とした臨床試験も複数の機関で大規模に行なわれて、プラセボ(偽薬)グループと比較しながら行った臨床試験で、次のような効果が確認されています。
被験者の挿入から射精までの時間の伸長の平均
・何も服用しない場合 0.9分
・プラセボ(偽薬)を服用 1.4分
・ダポキセチン30mg服用 2.1分
・ダポキセチン60mg服用 2.5分
この効果は3ケ月、6ヶ月と継続服用するほど大きくなり、6ヵ月間30mgを服用し続けた場合の平均は3.3分となっています。通常10分以内で射精してしまう男性の場合、20分、30分は持続できる効果が期待できます。
セックスの快感を制限することなく射精を遅らせる効果
早漏治療薬としてのダポキセチンの特徴は、従来の亀頭に麻酔剤を塗るとか、厚めのコンドームを使用するなど、セックスの快感を制限することで射精を抑えようとする方法とはまったく異なることです。
セックス時の挿入感やマスターベーション時の感度を落とさずに、射精到達時間を延長するのがダポキセチンです。
早漏の原因が亀頭の過敏さにあるという説は、医学界ではすでに否定されていて、早漏改善のための包茎手術にも効果はないとされています。また、仮にいくらかの効果が認められたとしても、性行為の快感を抑える早漏改善というのは本末転倒の感がぬぐえません。その点、ダポキセチンは快感をなんら制限せずに早漏の改善効果が得られます。
ダポキセチンはED治療薬との併用もできますし、実際にED治療薬の成分が一緒に配合された総合薬があり、硬さと持続力を同時に改善し、性行為の満足度を格段に上げるサポートとなります。
ED治療成分とダポキセチンの総合薬の服用ポイント
早漏症は特に勃起力の低下と併発しやすいため、バイアグラ、シアリス、レビトラの成分とダポキセチンが一緒に配合されたお薬があります。ダポキセチン配合のため、上記の通りお酒との併用は避けましょう。
もう一つ知っておくべきことは、作用が始まるタイミングです。ED治療薬の成分とダポキセチン成分は効き目の早さが異なるため、服用後の性行為開始のタイミングによっては『片方しか効いてない』場合があります。
スーパーPフォース、エクストラスーパーPフォース、スーパーカマグラなど
バイアグラ成分+ダポキセチン
・空腹時に服用した場合、バイアグラ成分は40分ほど、ダポキセチンは1時間ほどで作用が始まります。
・服用後1時間以上してから行為を始めましょう。それ以前の場合、バイアグラ成分のみが効いている可能性があります。
・バイアグラ成分、ダポキセチンとも5時間ほど作用が続きます。
タダポックス、スーパータダライズなど
シアリス成分+ダポキセチン
・空腹時に服用した場合、シアリス成分は1〜2時間ほど、ダポキセチンは1〜2時間ほどで作用が始まります。
・服用後1〜2時間以上してから行為を始めましょう。
・シアリス成分は半錠で24時間、1錠で36時間、作用がありますが、その頃にはダポキセチンは効いていません。
スーパージェビトラ、サビトラマックスなど
レビトラ成分+ダポキセチン
・空腹時に服用した場合、レビトラ成分は15分ほど、ダポキセチンは1時間ほどで作用が始まります。
・服用後、1時間以上してから性行為を始めます。15分ほどで下半身が疼きだしても、まだ早漏改善の効果は出ていません。
・ダポキセチン(早漏改善)が効きだすまでに性行為を始めてしまうことが多いため要注意!
早漏改善成分ダポキセチン配合の人気ジェネリック『ポゼット』を単体で服用される場合は、服用後1時間以上してから性行為を始めます。
カマグラゴールド、タダシップ、ジェビトラなどED治療薬と一緒に服用する場合は、上記『ED治療成分とダポキセチンの総合薬の服用ポイント』と同じタイミングで性行為のスタートを検討します。ダポキセチンは服用後4,5時間効いてますので、急ぐ必要はありません。
ダポキセチンは世界70カ国以上で使用されて、安全性が確認されている薬ですが、服用者の数パーセントに、口の乾き、吐き気、便秘、めまい、眠気などの副作用が出ることがあります。特に「アルコール」との相性が悪く、アルコールの副作用(酔い、めまい、吐き気)などを増幅するため、お薬が効いている間(最長5時間ほど)はお酒を控えましょう。
ダポキセチン成分は服用1時間ほどで作用が始まり、1錠で5時間ほど続きます。よって、特にダポキセチンの血中濃度が高い間(服用から3、4時間ほど)はお酒を飲むとアルコールの副作用(頭痛、めまい、悪心、嘔吐、ふらつき)などの症状が強くなる可能性が高いため、その時間帯はお酒は控えましょう。
また、ダポキセチンの服用量によっても変わってきますので、1錠と半錠、1/4錠などに割って服用した場合、作用時間や副作用も低下します。