EDになる原因は沢山!定期的な勃起習慣は必須

動脈硬化
EDにもっとも関係の深い病気は動脈硬化です。EDは陰茎海綿体への血液集中が不調になる症状ですから、動脈が柔軟性を失って血管の収縮や拡張が上手くいかなくなる動脈硬化は、直接勃起に関わってきます。

 

動脈硬化は進行すると血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞の原因になりますが、脳や心臓の動脈より細いペニスの動脈には、動脈硬化の影響が早く出ます。心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こした人は、その数年前にEDを発症しているケースが多いことが分っています。

 

ED治療薬の定期服用で動脈硬化を改善

バイアグラ、レビトラ、シアリスなどED治療薬は性行為の前に服用する勃起サポートですが、最近ではそれ以外に定期服用することで「動脈硬化」を改善し、血管の老化を改善する効果が研究され、注目されています。

 

シアリス成分に限っては「前立腺肥大」の改善効果も認められており、ED治療薬の潜在能力がこれからも注目されるのは間違いありません。

 

男性の勃起能力は定期的な勃起習慣を維持することが大切で、セックスレスで勃起習慣が少なくなった男性もマスターベーションなどで定期的な勃起習慣を維持しましょう。

 

多くの男性が自分はまだまだ大丈夫と思いながらしだいに勃起能力が低下して中折れなどが始まります。

 

性行為でなくとも少量のED治療薬をマスターベーション時に服用して硬度のある勃起を定期的に経験することで、男性器のトレーニング、リハビリ効果が期待でき、より長く現役を続行するサポートとなります。

 

実際、前立腺がんの手術でEDになる男性はED治療薬でリハビリを行います。

 

高血圧・高脂血症・糖尿病→メタボリックシンドローム

生活習慣病の高血圧・高脂血症・糖尿病は、直接EDの原因になるというより、動脈硬化の進行を早めるという意味でEDの原因になっています。

 

この3つの生活習慣病に肥満が加わるとメタボリックシンドロームと呼ばれ、これらのリスク要因を1つも持たない人より動脈硬化の進行のスピードが32倍にもなると言われています。

 

また、糖尿病は進行すると末梢神経を障害するので、勃起に関わる神経もダメージを受けることになります。

 

男性更年期障害

男性ホルモンのテストステロンの分泌が低下すると、女性の更年期障害によく似たさまざまな心身の不調が現れることがあります。これは男性更年期障害(LOH症候群)と呼ばれる病気で、EDもその症状の1つです。

 

テストステロンの分泌は加齢とともに少しずつ低下しますが、女性の閉経時のような急激な低下はなく、個人差が大きいのが特徴です。治療にはテストステロンを補充するホルモン療法がありますが、仕事や趣味に集中するなどの積極的な生活態度によってもテストステロンの分泌は回復します。

 

うつ病

うつ病は心因性EDの原因の1つです。抑うつ症状は入浴するとか朝起きるなどの日常のささいな行動の意欲まで奪うことがあるほどなので、ほとんどの場合性欲の減退をともない、EDも発症します。

 

テストステロンの分泌の低下からうつ病を発生し、それがEDの原因になる場合もあります。また、抗うつ剤には副作用としてEDが出やすくなるものがあります。

 

以上のどの病気の場合でも、とくに重症の場合を除いてED治療薬は効果を発揮します。とくに男性更年期障害やうつ病の場合は、ED治療薬を使用して性生活を充実することで、EDの原因となった病気も改善することが期待できます。

 
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