女性が男性にのぞむ性生活に耳を傾けて!

女性が男性にのぞむ性生活

女性が望む性生活の調査結果は?
ED治療薬バイアグラの製薬会社ファイザー社がスポンサーになって行った5,000人の女性へのウェブアンケート「今、女性が望む性生活のかたちとは?」の調査結果が女性向けホームページに掲載されています。そのアンケートの9つの設問に女性たちはそれぞれ次のように答えています。

 

性生活に対する希望を、パートナーに伝えたことがありますか?

この質問に「ある」と答えた女性は61.2%、「ない」と答えた女性は38.8%でした。

 

現代の女性でも、男性に対してセックスに関して率直な希望を話せる環境はまだ充分には整っていないようです。

 

性交時に痛みを感じることはありますか?

「ほとんどいつも痛みを感じる」、「たまに痛みを感じる」などの合計が65.9%で、「ほとんど感じない」が34.1%でした。

 

これは女性が希望する前戯の時間(平均22.0分)に対して実際の前戯時間(平均17.7分)が短いことが関係していると見ています。

 

あなたのパートナーのセックスは一方的ですか?

「非常に一方的」が9.6%で「やや一方的」25.5%でした。「どちらともいえない」は29.8%、「あまり、または全く一方的でない」は37.9%でした。一方的と感じているケースでは、前戯時間が短く、体位の数が少ない傾向にありました。

 

よりよい性生活にはパートナーとのコミュニケーションも含まれますか?

この質問には93.7%の女性が「はい」と答えています。ある調査で男性に同じ質問をしたところ、男性も95%余りが「はい」と答えたといいます。

 

当然とはい、男女ともに、よい性生活には快感だけではなく、相手との良い関係が含まれると考えているようです。

 

よりよい性生活を通してパートナーとの間に得られるものは(複数回答)?

もっとも多かったのは「よりコミュニケーションが深まる」で67.0%、次に「より愛が深まる」(62.9%)、「より幸せが得られる」(49.6%)の順でした。同じ質問に男性の答でもっとも多かったのは「よりパートナーに満足を与えられる」の67.3%でした。

 

満足のいくセックスをした後は、日常生活にもよい影響があったと感じますか?

75.1%の女性が「良い影響があった」答えています。具体的にどんなことがあったかという質問には次のような答えが多くありました(複数回答)。
セックスの満足が生活全体のQOLを上げることが分ります。

 

・生活が楽しいと感じた 69.2%
・生活に張り合いがでた 50.8%
・よく眠れるようになった 36.6%
・仕事への意欲が上がった 15.0%

 

よりよい性生活のためにパートナーに求めるものは何ですか?

男性機能の面で求めるものは、もっとも多かったのが「勃起がより持続する」の48.5%、次いで「陰茎がより硬くなる」17.3%、「陰茎がより大きくなる」10.3%でした。硬くなるよりも、大きくなるよりも、まず勃起が持続することを望むのは当然といえば当然です。

 

あなたのパートナーはバイアグラなどのED治療薬を服用したことがありますか?

「一度も服用したことはない」が88.5%と圧倒的に多く、「わからない」が8.5%、「服用したことがある」はわずか2.9%でした。

 

勃起がより持続することを望む女性が半数近くいる 割にED治療薬が使われていないのは、日本の男性がEDの治療に積極的でないことを示しているとともに、勃起を維持できない「中折れ」もEDであることが認識されていない可能性も示唆しています。

 

もちろん、ED治療薬のことは内緒という男性も多いため、2.9%は実際はもっと高い可能性はあります。

 

病院を受診して、バイアグラなどのED治療薬を服用することは安全だと思いますか?

パートナーがED治療薬を服用していると答えた女性にこの質問をしたところ、58.4%が「はい」と答え、41.6%が「いいえ」と答えました。

 

この調査結果を見てとくに男性が気をつけなければいけないのは、意外に性行為での痛みを感じている女性が多く、それが前戯時間の短さと関係している可能性があることです。

 

それでも女性の感度が鈍い、または膣の潤いの低下や膣萎縮がある場合は『女性用の商品』を試してみても良いでしょう。

 

また、女性に男性機能では「勃起がより継続する」ことを望む女性がもっとも多かったのは、パートナーの中折れに悩む女性が多いことを示唆しているのかもしれません。


 
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