EDについて彼氏・旦那さまと話をするきっかけのヒント
さり気なく話題にできないのがED
夫や彼氏とEDについて話し合う必要があるのは、相手がEDかもしれないという疑いを抱いている妻や彼女です。しかし、夫が「元気」なときなら、世間話でEDを話題にするのに何も気をつかうことはありませんが、もしかしてというときは「さり気なく話題にする」のはムリです。
冗談めかしてでも夫が一言「オレも歳かな」とか言ってくれれば、あなたもガハハと笑って「バイアグラ飲んじゃえ!」と言えるのですが、お互いになんとなくその話題を避けていようなときは、そういう明るい展開は望み薄です。
男性も案外知らないED三原則
そんな暗いムードを突破するのにまず必要なのは、
・EDはめずらしくない
・EDは簡単に治る
・EDの薬はよく効く
という「ED三原則」を妻であるあなたが知っておくことです。
そして、男とはいえ夫もそれを知らないかもしれない。と思っておくことです。男性がEDのことをよく知っていると思うのは女性の思い込みで、「インポテンツの新しい呼び方だろう」というぐらいの知識(しかも間違った知識)しかないのがむしろ普通です。
中折れから簡単にセックスレスに入る夫婦が多い
セックスレスになるきっかけで多いのは、性交の途中で勃起が維持できなくなることだと言われています。しかし、この「中折れ」と言われる現象が初期のEDの症状だとは思っていない男性が多くいます。疲れているせいだろう、という見当ちがいの解釈をしたり、歳のせいだろうとあっさりあきらめてしまうようなのです。
そう考えないと、日本の夫婦のセックスレスの比率の大きさと、諸外国から見たバイアグラなどのED治療薬の使用率の低さは説明できません。つまり、中折れが初期のED症状で、それはED治療薬で簡単に治るということを知らないのです。
EDは深刻に考える必要がない病気です
EDをうつ病と同じように、長期の辛抱づよい治療が必要な病気と思い込んでいる人は意外に多いものです。夫婦でそう思い込んでしまったら暗い気持ちになるのもムリはありませんが、中折れ程度の初期の症状をそんなふうに深刻にとらえるのはむしろ滑稽なくらいです。
あれこれと悩んでやっと病院に言ったという人は、簡単な問診だけであっという間に薬を処方されることに、皆が驚きます。日本の病院で処方されるED治療薬にはバイアグラの他にシアリスとレビトラという薬がありますが、どれも服用するのに一大決心が要るような薬ではありません。
またうつ病を引き合いに出すのは語弊があるかもしれませんが、抗うつ剤のように飲みはじめたら急には止められないということもない、いつ飲んでもいつ止めても良い薬です。日々セックスを仕事の糧にする「アダルト男優」の中にもED治療薬で「元気」を維持している男性も多いと言われるほどで、勃起不全を治療するという観点だけでなく、より良い性生活を送るためのサポートとしても使われています。
お互いにEDのことをよく知らないで、それぞれがタコツボに入ったように一人で悩んでいるというのが一番避けたい状況です。